Camp&FishingLIFE

CAMPと釣りの記録

閑乗寺キャンプ場

2017年12月30日~2018年1月1日
ひさしぶりのキャンプは年越し雪中キャンプ。

7歳の長男と二人の父子キャンプ。
夫婦別行動のお正月は初めてかも。

今回は以前も雪中キャンプをした砺波市の閑乗寺公園。
雪が多いかと思ったら意外とそうでもなく。
未圧雪部分で30cm程度

早速設営開始。
今回も子供と半分遊びながらのんびり設営でおよそ2時間弱。
以前は雪中キャンプといいながらキチンと除雪したけど、今回は本当の雪上設営。
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前日に購入したモンベルのコットとマットで寝室をレイアウト。
雪中キャンプで初コット。夜が楽しみであり、不安でもある。
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コットの思わぬ利点はコット下を収納スペースとして利用できるところ。
これはすごく便利だった。

トルテュにアルパカ1台で雪中キャンプへ挑む。
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チェアーとは別に足を置く台を準備しておいてよかった。
体はヌクヌクでもずっと長靴を履き続けていると足元が冷えてしょうがなかった。

こうしてリビングでいったん靴を脱いでしまうと、何をするにも一回一回靴を履かなくてはいけないのでとても面倒を感じる。ストーブとリビング、寝室は靴を脱ぐお座敷ゾーンとして、土足ゾーンと完全分離にしたほうが楽だと感じた。
上の写真のリビングと寝室のわずか70~80cmほどの距離が、雪があるために、心理的距離は思いのほか遠くなる。
これは次回雪中キャンプ時の改善点。

気を取り直してこの日の晩は白菜と豚肉のミルフィーユ鍋。
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ミルフィーユにするのが大変といえば大変だったけど、あとはダシを入れてストーブにかけておくだけという簡単さ。とりやさい味噌味でさっぱりとおいしくできました。
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晩には久しぶりの焚火。
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焚火欲も満たされたところで近場の温泉和園へ。
冬場は温度管理が難しいという理由から外湯がないのがちょっと残念だったかけど、
熱くもなく、ぬるくもなく、ホクホクになってサイトに戻ってきました。

湯たんぽのお湯を沸かして、ストーブを消して寝袋へ。
長男坊5分もかからず寝落ち。
なれない環境にいろいろ疲れたんだろうと思う。
新しい寝床(コット)も問題なさそうでなにより。
この日は自分も朝までぐっすり。

翌日。
ストーブの周りだけ解けた雪。
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外から雪を持ってきてドロドロになるのを防ぐ。
そして朝から焚火三昧。
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この日は午後から雨予報。
朝のうちに、しっかりと焚火欲を満たしておく。

この日は昼過ぎまで焚火しながらUNO,かるたなどなど、お隣さんもご一緒にカードゲームにいそしむ。

午後になり予報通り、パラパラと雨が降り出す。
幕にこもり、子供と一緒にミニオンズなどを見る。
夕食をすませたら、長男坊の
『昨日とは別のお風呂がいい』
というリクエストにお応えして、車で20分ほどの福野温泉ひかりランドへ。

入口の看板が手書き風でかわいらしい。。
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左の茶色のは、招き犬だろうか。


サイトに戻るときにはだいぶ雨風が強くなってきた。
出る前に張り網をしっかり張ってきたので安心だが、これが雪に変わったら、テントは大丈夫だろうかと不安がよぎる。


サイトに戻り、湯たんぽを準備したら長男坊ものの数分で夢の世界へ。
私もそれほど間を置くことなく寝袋へ
(大晦日なのに、まったく大晦日らしいこともせず、日付の変わり目を待つことなく寝るのは毎年恒例・・・)

が、問題はここから。

雨なのか、ミゾレなのかわからないが、幕に当たる音がまるで薪がはぜる音そっくりで一瞬ゾクっとする(普通考えたら絶対ないことだが、あの状況であの音を聞くと、一瞬あまたの中が???となる)

さらに耳を澄ませば外で何か物音が。何かよくわからないけど動物か何か??耳を立てると、幕からしたたり落ちる水の音だったり。

と次の瞬間、
『シュ~ッ』と誰かが幕を指でなぞるような音!!!
『うわっなんかおる!』
と体が硬直。半ば金縛り状態。
が、これもよくよく聞くと・・・ミゾレが幕を滑り落ちる音だということがわかる。


そのうちトイレも近くなってきて、でもギリギリまで寝袋から出るどころか体を動かすのもためらわれるほど硬直してしまい・・・。首の筋肉つりかけました。


そうこうしているうちに遠くから
『ゴォ~ン・・・』
と除夜の鐘が聞こえてきて・・・


2018年最初の神頼みは冗談抜きで
『無事朝を迎えられますように』
でした。


幕の中で外の様子がわからない状況では、音に対して必要以上に敏感になる。
途中何度も『どうしてここまでしてキャンプをしたいんだ!?』と自問自答するような状況で、結局朝まであまり眠れず、翌朝眠い目をこすりながら撤収となりました。


幸い長男坊はあの状況の中、朝まで一度も目を覚ますことなく、聞けば誠に快適グッスリだったそうで、子供がしっかり眠ってくれたのがせめてのもの救い。。


寝る前に食料の始末をしっかりする。
枕元にクマよけなどを常備する。
極端な話、幕外に監視カメラに近いものを設置するなど、
野良犬、野良猫、イノシシ、タヌキ、クマ・・・何かしらの対策をしておけば、気持ちが少しは落ち着くのかもしれない。


最後に撤収中に気づいたこと。
モンベルのマットのでこぼこのぼこの部分になにやら水分がたまっている。
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寝ている間に水蒸気がここにたまってしまうんだろうなぁ。
しかもこれが結構な量で、寝袋もしっとりとするぐらい。
次は何か対策を考える必要あり。


帰りしな、立派なレインボーが。
これは正月から縁起がいい!
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