Camp&FishingLIFE

CAMPと釣りの記録

美笛キャンプ場(北海道支笏湖畔)

2019年5月2日~5月5日。
北海道支笏湖の湖畔にある美笛キャンプ場へ行ってきた。


今回はまさかのソロ。
3泊もソロ。
連休ど真ん中、ヨメ、子供達を実家に残してのソロ。


お父ちゃん失格と言われそうな荒技であるが、これにはこれで、自分なりのわけがあるのだ。


それは自分一人を見つめ直す時間がほしいということ。
仕事をしていたらどうしても目の前の仕事に頭を使ってしまうし、
家に帰れば子供達の面倒、週末もそうだ。
かろうじて週末の早朝に少しだけクリエイティブな仕事時間を取るようにしているが、それも所詮細切れ時間。
このままでは日々の忙しさに流され、気がついたら年を取っていた・・・となりかねない。
自分を見つめ直すまとまった時間というのはなかなかないのだ。


だから、今回はキャンプに行くというよりは、
いろいろ考えるついでにキャンプする
というもっともらしい言葉で自分を納得させて、北海道ソロキャンプという荒技に挑んでみる。



ちなみに今回美笛キャンプ場を選んだのは、数日前滝野キャンプ場で出会った地元のお兄ちゃんにオススメで教えてもらったから。本当は富良野へ行く予定を急遽変更した。


しかし美笛もかなり人気度が高いらしく、連休ど真ん中、いきなり行っても大丈夫かと心配しながら向かう。



札幌から約1時間30分。
無事到着。


入り口ゲートで車を止めて受付をする。

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場内をぐるりと1周。9割がた埋まっている感じかな。
と思っていたら、受付棟に一番近いフリーサイトAがガラガラ。やっぱり車通りが多いからか、不人気のエリアみたいだ。


でもそこしかないので設営開始。
が、結果的にはここは穴場。キャンプ中とても快適に過ごせた。


サーカスにムササビという鉄板コンビ。

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タープの下はリビングではなく『書斎』だ。


受付ゲートとの間に車を止めることでほどよい目隠しとなり、いいぐあいにプライベートを確保。乗り入れできるフリーサイトでは、車を有効利用すると快適さがあがる。

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受付からテントを撮影。タープ下がうまく隠れるように車を配置。

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キャンプ中はとにかく規則正しくを心がけた。
そう、遊びにきているのではないのだ!

朝4時半起床。散歩、食事、読書。
朝8時から考え事スタート。
12時昼食。
13時考え事スタート。
18時食事。その後フリー。
22時就寝。
なんかんもう合宿みたいだね。


食事も荷物を少しでも減らすため、クーラーボックスは持ってきたいないので、ひたすら米プラス、レトルト食品。それに魚肉ソーセージとシーチキンという、なんとも味気ないけど機能的な食事。おかげで米を炊くのがうまくなった。


周りは家族やカップルばかり。
そんな中、日中ずっとノート片手に考え事している様はかなり異質だったに違いない。
おかげで令和時代をどう生きるか。
会社をどうしていきたいか。
そういったことが少し見えてきた、いい合宿(あえてキャンプとはいわない!)になったと思う。


ここからはキャンプレポート。
初日がとにかく風が強かった。後日聞いたら閉鎖一歩手前の状態だったらしく、翌朝散歩していたら風で潰れたテントやらタープが多数・・・

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やっぱり湖畔は風が強い。


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雰囲気としては場内案内地図の右にいくほど、上(湖畔)に行くほど風が強くなるような感じ。反対に自分が建てたフリーのAサイトは、ほとんど風の影響なし。ただ、背の高い木が多く、その木が風でゆれる音が、一晩中まるで滝のような鳴り続いてちょっとねむれなかったぐらい。


そんな中焚き火か何かで火事をおこした人がいたらしく、遠くからサイレンが聞こえると思ったらなんと消防車到着。一時騒然となる。



そして毎朝6時ぐらいから7時入場ゲートオープンに向けて車がゲート外に並び出す。
連休中は常に15台ぐらいが並んでいた。
このあたりの様子は、受付横に陣取っているのでよくわかる。


あと午前11時ごろにも受付の山がある。
チェックアウト11時なので、その入れ替わりを狙ってきていると思われる。



全体的に土サイト。雨の日はぬかるみにかわるところ多数。
陣取ったサイトは石か何かが土の下にゴロゴロしているらしく、ぺぐもささりにくい。



今回3泊4日で途中一度も買い出しに出ることなく済ませられた。
灯油15リットル
ガス管中サイズ2個
水6リットル(レトルトパック茹でる水は水道から)
携帯充電4回。10000アンペアのモバイルバッテリーでぴったり。


最終日の朝にブログ更新中。
これから撤収開始。
連休の間に伸びきった無精髭を剃って、コインシャワーに入り、家族と合流予定。


いよいよ令和の時代が始まった。
今回の合宿でいろいろと考え事をまとめたけど、無理やり一言にまとめると、
おかげさま
この気持ちを持って令和を生きていきたいと思う。